筋トレを続けられない理由は、様々だ。

しかし、「やるか?やらないのか?」の選択をしているのは、自分でしかない。「環境が悪い」「時間さえあれば自分にもできる」と考えているのであれば、それは間違いである。

主体性を持ち、自分で選択すること

筋トレ(ワークアウト)は、主体的にやるものだ。

「なぜ、筋トレをするのか?」を自覚する

筋トレを始めるのであれば、まずは「なぜ、筋トレをするのか?」を自覚しておく必要がある。「スタイルをよくしたい」「競技パフォーマンスを向上させたい」など、自分自身のためであるはずだ。

自覚があることで「主体的な行動(自分が選んだ行動)」がとれるようになる。そして、主体的な行動をとるからこそ責任感が生まれる。

失敗してしまった原因を「周囲(環境)のせい」や「遺伝や体質のせい」にしてしまうことがあるのであれば、主体的な行動がとれていない証拠でもある。

小さなことから始め、確実に成功させる

はじめから、本格的なトレーニングである必要はない。

「筋トレが続かない……」と悩んでいる人の多くは、自分を過大評価している。「コツさえつかめれば上手くできる」「設備さえ整っていれば自分にもできる」など、言い訳のオンパレードとなってしまうのだ。

大切なのは、トレーニング器具を購入することではない。腕立て伏せだけでも良いので、実際に続け、小さな成功体験を積み重ねていくことである。

自分を変えられるのは、自分でしかない

変わるためには、主体的な行動をするしかない。

「トレーニング時間がない」「家族がいるので、筋トレに適した食事が摂れない」など、どんなに言い訳をしても結果は変わらない。「自分がどのような行動をしたのか?」が全てなのである。

無意味な時間を過ごしていないか? 食事管理の負担を家族に押しつけてしまっていないか? もう一度、考えてみてほしい。多くの問題は、自分の行動(選択)によって事態は好転するはずだ。

時間を管理することの不確かさ

時間を管理するのではなく、行動を管理する。

時間で管理するのではなく、やるべきことをやる

時間が結果を生むのではない。
行動が結果を生むのだ。

時間を管理すること自体は、悪いことではない。しかし、「時間になったからトレーニングをはじめ、時間になったからトレーニングを止める」と考えているのであれば、それは間違いである。

筋トレは、筋肉に刺激を与え、損傷を受けた筋繊維が回復することによって強くなっていく。どんなに長時間のトレーニングをしても、筋肉への刺激が少なければ効果はない。

求めている結果を得るためには、トレーニング時間が大切なのではなく、筋肉が適切な刺激を受けたかどうか? が、大切なのだ。

やるべきことを分類し、シンプルに考える

やるべきことを明確にし、複雑にしないことがポイントとなる。

  • 絶対にやらなければいけないこと
  • やらなければいけないが、急を要さないこと
  • すぐにやるべきだが、重要ではないこと
  • 急ぐ必要はないし、やらなくてもよいこと

トレーニングメニューを考えていくと、「あれも、これも」と、やるべきことが増えていく。自分で筋トレを複雑化し、複雑化してしまった筋トレメニューによってモチベーションが低下してしまうのだ。

まずは、脚・胸・背中の大筋群にターゲットを絞り、やるべきことを整理してみてはいかがだろうか?

「やらない」という選択肢も時には必要

無理をしてまで、計画通りに行動する必要はない。

トレーニングをしていると、「トレーニング日なのに、飲み会に参加しなくてはいけない」「急な仕事が舞い込んできて、当分の間、トレーニングができる環境ではなくなる」など、突発的な計画の狂いは日常茶飯事となる。

そのような場合でも、安心してほしい。

筋トレを止めてしまうと、10日ほどで筋力が落ちはじめる。このことから、長期的にトレーニングができない環境になることに不安を覚える人もいるだろう。

しかし、筋肉には記憶力があることが確認されている。たとえ、長期的にトレーニングができなくなってしまっても、トレーニングを再開すれば「短期間のうちに元の筋肉量に戻れる」というものだ。

筋トレを習慣化させるための注意点

筋トレを習慣化させるためには、いくつかの注意点がある。

コツや効率を求めても、根本的な解決にはならない

テクニックに頼っても、根本的な解決にはなりにくい。

筋トレをはじめると、「効率的なトレーニング方法」や「トレーニングのコツ」など、テクニックに関する情報を収集する人は少なくない。(※このブログでも、「効率的」「コツ」などを紹介している……)

しかし、筋トレを習慣化させるために必要となるのは、テクニックではなく「主体性を持ち、自らが選択する」という行動だ。

自分の行動(選択)が自分を変えていく

自分を変えるのは、自分の行動(選択)でしかない。

トレーニングと食事管理をすれば、体が引き締まってスタイルが良くなる。運動をせずにジャンクフードばかりを食べていれば、脂肪が増えてスタイルが悪くなる。

いずれも、自分が行動した結果でしかないのだ。

習慣化させるためには、知識・スキル・やる気

筋トレの習慣化には、知識・スキル・やる気が必要となる。

知識とは、「何をすればよいのか」を知ること。スキルとは、「トレーニング方法」を修得すること。やる気とは、……言うまでもありませんよね?

筋トレに必要な知識は多岐にわたる。

生理学や栄養学の知識があるに越したことはないが、最低限、「なぜ太り、なぜ痩せるのか?」「なぜ筋肉が増え、減っていくのか?」という仕組みについては正しく理解しておいてほしい。

【まとめ】筋トレを続けるためのポイント

筋トレが続けられないのは、自分自身の選択でしかない。そして、結果に対して後悔しないためには、主体的な行動である必要がある。

  • 「自分が選択している」という意識を持つこと
  • 時間を管理するのではなく、行動を管理する
  • 習慣化の三要素「知識・スキル・やる気」

状況に応じて、自覚的に行動を選ぶことがポイントになる。「自分」という軸がしっかりしていないと、周囲や環境に流されて「無自覚な選択」をしてしまうことになるので注意してほしい。

筋トレを継続するもしないも、あなたの選択次第だ。