ダンベルは、一度購入してしまうと「買い換えの難しいトレーニング器具」です。買い換えが難しいからこそ、長期的なプランを考慮しつつ「納得のいくダンベル」を購入する必要があります。

ダンベル選びのポイントとは?

初心者向け、ダンベル選びのポイントについて。

重量可変式で十分な重さを確保できること

ダンベルは、使用する人にとって「適切な重さ」である必要があります。具体的には、80%1RMのトレーニングが可能であること。それ以下の重量では、購入する意味がなくなってしまう恐れがあります。

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【補足】80%1RMとは、限界の反復回数が8回になる重量のことです。

トレーニングを始めたばかりだと、20kgのダンベルセット(10kg×2)でも「十分な重さがある」と感じられるかもしれませんが、一般男性であれば「最低でも40kgセット(20kg×2)」は購入しておきたいところです。

自宅筋トレを継続していく予定であれば、60kgセット(30kg×2)をおすすめします。

ダンベルの重さは?自宅で筋トレをはじめる場合に準備するべき重量

スクリューシャフトのメリットとデメリット

ダンベルの留め具(カラーまたはストッパー)には、リング型とスクリュー型があります。リング型は、カラー外側のボルトを締め付けることで固定する仕組み、スクリュー型はネジ式で固定する仕組みです。

リング型には、固定用の溝がついているものもありますので、一概に「どちらが安全か?」とは判断できません。

リング型は「シャフトにカラーを入れるのが簡単ですが、締め付けるのが面倒」ですし、スクリュー型は「プレートの脱落防止になりますが、カラーの取り外しに時間がかかる」ことになります。

シャフトとプレートの径は要チェックポイント

ダンベル購入時には、必ず「シャフトとプレートの径」をチェックしてください。一般的には「シャフト径は28mm、プレート径は29mm」なのですが、メーカーによっては独自の規格を採用しているものがあります。

径が統一されていないと、メーカーの違うシャフトやプレートを流用することができなくなります。

僕は、これで失敗しました。

ダンベルのメーカーにこだわるべきか?

ダンベルは、様々なメーカーから販売されています。
同じ重量のダンベルであっても、価格には大きな開きがあります。

重量さえ正確であれば、メーカーの違いは大きくはない

必要な重量さえ確保できるのであれば、メーカーによる違いを気にする必要はありません。しかし、「重量の正確さ」「外観の品質」「見た目の好み」などの要因は、トレーニングの質にも影響してくる問題でもあります。

  • プレート重量の誤差(安いものほど誤差が大きい)
  • ダンベルの品質(塗装の品質やバリなど)
  • プレート形状(持ち易さなど)

価格の違いは、品質の違いです。極端に安価なダンベルの場合、重量の誤差が大きくなりますし、ダンベルの品質はお世辞にも良いものではありません。

ダンベルは、一度購入してしまえば「長期的に使用するトレーニング器具」です。あまりにも安価なダンベルを選ぶのではなく、長期的に使用することを考慮して、納得のいくダンベルを選ぶ必要があります。

塗装が貧弱だと、錆が出やすいので注意すること

アイアンダンベルやクロームダンベルは、手入れをしなければ錆びます。

極端に安価なダンベルの場合、塗装の品質が悪いことから錆びやすいというデメリットがあります。錆びや外観を気にしないのであれば問題にはなりませんが、見た目を気になる場合には、耐え難いストレスに感じる可能性があります。

特に、安いアイアンダンベルの場合、「ポロポロと塗装が剥がれ落ちる」ことも珍しいことではありませんので、要注意です。

ラバーダンベルか?アイアンダンベルか?

ラバープレートか?鉄製のプレートか?について。

ラバープレートの種類について

ダンベルのプレートには、ラバープレートと鉄製のプレートがあります。また、ラバープレートには全体がラバーに覆われているタイプと、部分的にラバーに覆われているタイプがあります。

室内でトレーニングをするのであれば、ラバープレートが優れています。フローリングを傷つけるリスクが少なくなりますし、プレート同士がぶつかることによって起こる騒音が軽減されるためです。

音がでにくいのはラバープレート?

音がでにくいのは、ラバープレートです。しかし、ラバープレートにも、全体が覆われているタイプと、リング状のラバーを取り付けるタイプの2種類があります。

ダンベルの音が気になるのは、プレートを重ねたときにでる音と、取り付けと取り外しの際に出る音です。リング状のラバーを取り付けるタイプの場合、重ねたときの音は軽減できてもシャフトと擦れる音を軽減することはできません。

騒音に関してシビアに考えているのであれば、プレート全体がラバーに覆われているタイプのダンベルを購入する必要があります。

ラバーダンベル購入のポイント!外周ラバーかラバーコーティングか?

プレート着脱式ダンベルか?アジャスタブルダンベルか?

重量可変式のダンベルには、2つのタイプがあります。

プレート着脱式とアジャスタブルの違いとは?

プレート着脱式ダンベルとは、一般的なダンベルのことを指します。シャフトにプレートを取り付け、カラーによって固定してあるタイプのダンベルです。

一方、アジャスタブルダンベルとは、ピンの抜き差しやダイヤルを回すことによってプレート重量を変えられるタイプのダンベルです。

  • プレート着脱式ダンベル:カラーを取り外してプレートを交換する。
  • アジャスタブルダンベル:ダイヤル(もしくはピン)でプレートの着脱ができる。

実施する種目の違いや、トレーニング方法の違いから、一概に「どちらが優れいてる」とは言えませんが、こまめに重量を変更するタイプのトレーニングメニューを組んでいるのであれば、アジャスタブルダンベルのメリットは大きなものとなります。

プレート着脱式とアジャスタブルでの、価格の違いとは?

はっきりいって、アジャスタブルダンベルは高価です。

「これから自宅トレーニングをはじめよう」と考えている、筋トレ初心者の場合、選択肢に入れる必要はないのかもしれません。基本的には、プレート着脱式ダンベル(40kgセットか60kgセット)をおすすめします。

  • プレート着脱式:約12000円~
  • アジャスタブル:約30000円~

自宅トレーニングの基本的な重さでもある40kgセットの場合、上記のような価格差になります。アジャスタブルダンベルは、確かに使い勝手はよいのですが、価格の面を考慮すると悩むところですよね?

【まとめ】ダンベル購入時にチェックするべきポイント

ダンベル購入時のポイントは、「負荷になる重量であるか?」が最も重要です。軽すぎるダンベルでは意味がありませんので、注意してください。

  • 絶対に、プレート径は28mmであること。
  • 価格の違いは、重量の精度に大きく影響する。
  • 騒音防止には、プレート全体がラバーで覆われているタイプ。

「トレーニングのステップアップを考えているのか?」「(倉庫などではなく)室内でトレーニングをするのか?」などによって、ダンベルのチェックポイントは変わってきます。

ダンベルは、長期の相棒となります。
後悔のないダンベル選びをしてください。